SUN Digital Transformation 株式会社(以下「当社」)は、2026 年 6 月 19 日(金)にオンライン Web セミナー「障がい者雇用を「コストセンター」から「プロフィットセンター」へ ── 業務設計・配置・人事制度・成果評価でつくる、戦力化の設計図」を開催いたします。障がい者雇用に取り組んでいる、または取り組み始めた企業のご担当者を対象に、法定雇用率を満たすだけの「コスト」で止まっている雇用を、会社への貢献が見える「戦力」へ変えるための設計の出発点を 50 分で整理してお伝えします。参加費は無料、Zoom によるオンライン開催です。
このセミナーの背景
「法定雇用率は意識して採用してきた。でも、雇ったあとは補助業務のまま。これで本当にいいのか」── 障がい者雇用に取り組む企業の現場から、近年こうした声が増えています。採用の数は揃えられても、任せる仕事が単純作業に固定され、本人の成長も、会社への貢献も見えにくい。結果として、障がい者雇用が「法律を満たすためのコスト」として扱われてしまう ── この構図に、現場の人事担当者ほど引っかかりを感じています。
しかし、これは「現場の頑張りが足りない」という話ではありません。「業務の切り出しが難しい」は、全障害種別で企業の課題の第 1 位(厚生労働省「令和 5 年度障害者雇用実態調査」)。任せる仕事を設計する段階でつまずくため、補助業務に固定され、付加価値が生まれにくい ── という構造的な問題です。さらに 2026 年 2 月、厚生労働省の研究会報告書では「障害者雇用の質」が独立章として位置づけられ、「数から質へ」という国の方針転換が明示されました。「人数を満たしているか」だけでなく「どう活かしているか」が問われる時代に入っています。
なぜ障がい者雇用は「コスト」で止まりやすいのか
法定雇用率を意識して採用を進めるほど、多くの企業は「採用の数」がゴールになりがちです。その先で、次のような状態が起こります。
- 「業務の切り出しが難しい」は全障害種別で企業の課題 1 位(厚生労働省「令和 5 年度障害者雇用実態調査」)── 任せる仕事を設計しきれず、書類整理・データ入力などの補助業務に固定される
- 補助業務に固定されると、本人は多様な経験を積めず、成長の機会も、会社への貢献の実感も生まれにくい ──「いてもらうだけ」の状態が続く
- 法定雇用率が未達なら、不足 1 人あたり月 5 万円(年額 60 万円)の納付金(常用労働者 100 人超の企業)──「数を満たす=コストを避ける」発想に閉じ込められやすい
「人数は満たした、納付金も避けた。でも、戦力になっている実感はない」── これが、障がい者雇用が〝コストセンター〟で止まっている状態です。
いま「数を満たす」だけでは足りなくなっている
国の方針も、評価の軸が「数」から「質」へと動いています。
- 2023 年 4 月施行の改正障害者雇用促進法 第 5 条で、「職業能力の開発及び向上に関する措置」が事業主の責務として明文化された ── 雇うだけでなく「育て、活かす」ことが法律上の責務に
- 2026 年 2 月の厚生労働省・研究会報告書で「障害者雇用の質」が独立章として位置づけられ、「数から質へ」が国の方針として明示された
- 同報告書では、納付金制度を常用労働者 100 人以下の事業主にも段階的に拡大する方向性も示されている(方針レベル・法令未改正)──「数合わせのコスト」として捉え続けると、対象も負担も今後さらに広がりうる
「雇用率を満たしているか」だけでなく「どう活かしているか」が問われる ── だからこそ、コストを戦力に変える設計が、いま現場に求められています。
コストを戦力に変える、4 つの実務レバー
「戦力化」と言っても、特別な制度を一から作る話ではありません。本セミナーでは、現場の人事が手をつけられる 4 つのレバーに分けて整理します。
- 業務設計 ── 補助業務の寄せ集めではなく、「成果が見える仕事」をどう切り出し、組み立てるか
- 配置 ── 障がい特性と業務の相性をどう読み、どこに置けば持ち味が出るか
- 人事制度 ── 等級・処遇・キャリアの道筋を、現場で運用できる形にどう接続するか
- 成果評価 ──「いるだけ」で終わらせず、本人の成長と会社への貢献をどう可視化するか
こんな方に向けたセミナーです
- 法定雇用率は意識して採用してきたが、雇ったあと補助業務のままで、戦力になっている実感がない
- 「うちの障がい者社員はずっと同じ単純作業のまま」── このままでよいのか確信が持てない
- 経営や上長から「障がい者雇用は結局コストなのか、それとも戦力になるのか」と問われ、明確に答えられていない
- 業務の切り出し・配置・評価を、その場しのぎではなく仕組みとして回したい
当日触れる論点(一部)
- そもそも「コスト」と「戦力」を分けるものは何か ── 議論の前提として、言葉の解像度を揃える
- なぜ多くの障がい者雇用は「コスト」で止まるのか ── 数合わせ・補助業務固定という構造
- 「数から質へ」── 国の方針として評価軸が変わってきている ── 法律・国の動向
- コストを戦力に変える 4 つのレバー ── 業務設計・配置・人事制度・成果評価
- 何から手をつけるか ── 現場で回る仕組みづくりの出発点
※ 詳細は当日。本セミナーは「進め方の全体像と考え方」をお伝えするもので、テキストでは触れない、実雇用の現場でしか得られない論点を中心にお話しします。個別の評価項目テンプレート・等級表サンプル等の制度設計の細部には踏み込みません。
開催概要
- 日時: 2026 年 6 月 19 日(金)14:00〜14:50
- 形式: オンライン(Zoom)
- 参加費: 無料
- 講師: 日吉 満美子(SUN Digital Transformation 株式会社/キャリアカウンセラー)
※ 当日のテーマ進行に応じて、大島 三星 との 2 名体制で登壇する場合があります - 主催: SUN Digital Transformation 株式会社
- 対象: 障がい者雇用に取り組んでいる、または取り組み始めた企業の経営者・人事責任者・人事ご担当者
お申し込み
本セミナーは、日本の人事部 当社セミナーページ からお申し込みいただけます。当社の お問い合わせ窓口 からのお申し込みも可能です。定員に達し次第、受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
ご参加にあたって
- 同業他社の方、個人の方、学生の方のご参加はご遠慮いただいております



